結婚1周年、新たな挑戦。最高の結婚式を、もう一度二人三脚で。
夏の陽射しが眩しい7月の朝、私の心まで晴れやかにしてくれる、本当に嬉しいご相談が舞い込んできました。
昨年、私の結婚相談所をご卒業された50代の素敵なカップルさん。すでに入籍を済ませ、ご夫婦として一年を歩んでこられたお二人から、「結婚式を挙げたいんです」という、決意に満ちたご連絡をいただいたのです。
そして何より光栄なことに、お二人の出会いをお手伝いしたこの私が、今度はウェディングプランナーとして、お二人の大切な一日をお手伝いさせていただくことになりました。こんなに幸せなご縁の続きがあるなんて、
プランナー冥利に尽きます。
大人の結婚だからこその、乗り越えた時間と決意
この一年、お二人の道のりは決して平坦なことばかりではありませんでした。
それぞれに確立した人生を歩み、違う環境で生きてこられた大人が、一つ屋根の下で暮らし始める。それは、20代や30代の結婚とはまた違う、乗り越えるべき壁やすり合わせが必要なことがたくさんあったことでしょう。
「喧嘩もしますよ」その時間を経て、お二人は「結婚式」という新たな目標を共有することを決意されたのです。
「バージンロードを父と歩きたい」彼女の夢と、「けじめをつけたい」彼の想い
結婚式を決意された背景には、お二人それぞれの、心からの強い想いがありました。
新婦様の願いは、「お父様と一緒にバージンロードを歩くこと」。 これまで育ててくれた感謝を込めて、お父様と腕を組んで共に歩く。それは、何歳になっても変わらない、女性にとっての美しい夢です。
そして新郎様の想いは、「けじめをつけること」。 彼女へ、そしてこれまでお二人を支えてくれた全ての方々へ、感謝と覚悟を形で示す。これからの人生を、夫婦として共に歩んでいくのだという決意を、改めて誓う。
真摯で誠実な想いです。
これから始まる、最高のウェディング準備
お二人の夢と想いを乗せて、これから結婚式への準備が始まります。 会場選び、ドレスフィッティング、招待状の準備…。決めることはたくさんあります。きっと、また意見がぶつかることもあるでしょう。
でも、それでいいのです。 一つの目標に向かって、二人で悩み、笑い、時には喧那をしながら作り上げていく。その時間こそが、お二人の絆をさらに強く、しなやかに育ててくれるはずです。
「年齢を理由に、ウェディングドレスを着ることを諦めていませんか?」
「今さら結婚式なんて、とためらってはいませんか?」
お二人の挑戦は、そんな風に感じている多くの大人たちに、大きな勇気と希望を与えてくれると信じています。
これから、このブログでもお二人の素敵な準備の様子を、時々ご紹介させていただくかもしれません。 最高の結婚式になるよう、今度はウェディングプランナーとして、全力で伴走させていただきます!
まず最初の打ち合わせは美味しいものを食べながら、とランチをご一緒しました。

お二人の物語の第二章。
これから始まります。